診療内容

口腔外科

口腔外科

顎関節症、親知らず、口内炎、外傷などの対処を行います

顎関節症

顎関節症

顎関節症は、人生のうちで二人に一人が経験するとも言われているありふれたもので、顎関節や咀嚼筋(噛む時に使う筋肉)に異常をきたしている状態を言います。例えば、口の開閉時に顎の関節が「コキコキ」「ゴリゴリ」鳴る、顎の周辺に鈍痛や重苦しい感じがある、お口が開きづらい、といったような症状がある場合、顎関節症になっている可能性があります。

顎関節症の原因

顎関節症
顎関節症
顎関節症
顎関節症
顎関節症を引き起こす原因としては、主にストレス、歯ぎしり、歯並びの悪さ、あまり噛まない食生活といったものが考えられています。

顎関節症の原因

顎関節症の治療として最も一般的で手軽に行われるのは、スプリント療法と呼ばれる、マウスピースを装着する治療法です。マウスピースを装着することで上下の顎の位置を顎関節に負担をかけないように誘導し、顎の筋肉の緊張をほぐしたり、食いしばりによる顎への負担を軽減させたりします。

顎関節症は早めの対処が肝心です。自然に治ることもありますが、悪化傾向が見られるようであれば、早めに歯科医師に相談しましょう。

親知らず

親知らず

親知らずは、主に思春期以降に生えてくる歯で、前から8番目の位置に生えてきます。ですが、きちんと生えてこない人、もしくは埋もれたまま全く生えてこない人、元々親知らずがない人もいます。

親知らずが歯茎から出てくる場合、痛みや腫れなどのトラブルを起こすことがあります。具体的には、

  1. 虫歯になって痛む
  2. 歯茎が腫れて痛む
  3. 手前の歯を押して歯並びをずらしてしまう
  4. 顎関節症を引き起こすことがある
  5. 粘膜を傷つけて痛みを出す

というようなトラブルです。

そのような場合には、親知らずの抜歯をすることが推奨されます。

当院では、通常のレントゲンに加え、CT撮影を行って3次元的に親知らずの状態を把握した上で親知らず抜歯を行いますので、安全に効率よく抜歯を進めていくことができます。

口内炎・粘膜疾患

口内炎・粘膜疾患

お口の中に白い潰瘍のようなものができて痛い場合、それは口内炎の可能性があります。口内炎は放っておいても自然に治りますが、通常完治するまでに10日前後かかることが多いです。歯科で治療することで、辛い症状を緩和することができますので、口内炎でお悩みの方はご相談ください。

歯科で行う治療内容としては、主に軟膏の処方、レーザー照射などがあります。※現在、当院ではレーザー治療を行っておりません。

もし口内炎ができてから2週間以上経っても改善が見られない場合、口内炎以外の原因の可能性が高くなってきますので、そのような場合には放置せず、お早めに受診することをおすすめします。もちろん、口内炎以外のお口の粘膜異常も診察させていただきますので、お気軽にご相談ください。

外傷(歯をぶつけた、歯が抜けた、等)

外傷

お口周囲をぶつけた、傷つけた場合の対処も行います。歯をぶつけた場合、歯が折れたり、グラグラしてしまったり、抜けてしまったりすることがあります。いずれの場合でも、早めの対処が肝心ですので、そのような外傷トラブルに対してはできるだけ早めに対処させていただきます。

歯をぶつけた場合、歯が脱臼してしまう(抜けてしまう)ことがあります。そのような場合、早めに対処することで、歯を元の位置に戻せる可能性がありますので、抜けた歯の歯根部分は触らずに流水でサッと洗い、生理食塩水、もしくは牛乳に浸した状態、もしくはそのようなものがなければ口の中に入れて(歯茎と唇の間など)乾かない状態で歯をお持ちください。

抜けてから時間が経つほど、元に戻せなくなる可能性が高くなりますので、そのような場合にはできるだけすぐにご連絡をください。
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