インビザラインの
治療ステップ

歯並びのお悩み、具体的なご要望などについてお話をお伺いします。お口の中の状態、歯並びの状態を実際に確認させていただき、インビザラインでの治療が可能そうかどうか、もしその場合に予測される治療期間や治療費用などについて簡単に、わかりやすくご説明いたします。

矯正治療を正しく行うために、歯の健康状態の確認、噛み合わせ、歯並びの詳しい検査、各種レントゲン撮影、お口の内部、お顔の写真撮影などを行います。精密検査の結果をもとに診査・診断を行い、詳細な治療方針を決定し、治療費用、治療期間などを含めてご説明いたします。

検査で虫歯や歯周病が見つかった場合、矯正治療の前に治療を行って矯正治療中に問題が起こらないようにしておきます。歯石や着色などがある場合には、そちらもクリーニングできれいにして完璧な状態にしておきます。
また、インビザライン以外の選択肢についても、同様にご説明させていただきます。

インビザラインで使用するマウスピース型矯正装置の型取りを行います。当院では、口腔内スキャナー「iTero」を用い、歯に光を当てるだけで短時間に型取りをすることが可能です。スキャンで得られたデータをもとにドクターが治療計画を作成し、それらがネットワークでインビザラインの本社へオンラインで送付されます。

ドクターが作成した治療計画をもとに、シミュレーションが作成されます。シミュレーション動画を患者様にもご覧いただき、歯の動く様子や治療後のイメージをご確認いただきます。治療計画に同意がいただければ、マウスピース装置作製の発注をします。

治療に使用するすべてのマウスピース装置が、インビザラインの本社であるアライン・テクノロジーの工場にて、3Dプリンターにより作製されます。マウスピースが歯科医院に届いたら、患者様にお渡しし、取扱方法などを説明した後、治療開始を開始していただきます。

6週間ごとくらいの間隔で通院していただき、治療の進行具合、問題はないかなどの確認を行います。お渡しした全てのマウスピースの装着が終われば、治療は終了となります。

矯正治療終了後は、そのままにしておくと歯並びの後戻り現象が起こり、歯並びが乱れてしまいます。そのため、安定するまで一定期間は保定装置（リテーナー）を引き続き装着していただきます。保定期間は、数ヶ月ごとにご来院いただき、問題がないかのチェックを行います。