歯科コラム

前歯のすきっ歯が気になる・・どんな治療法がある?

前歯がすきっ歯でお悩みの方もいるのではないでしょうか?
すきっ歯を改善するにはいくつか治療法があります。

今回はすきっ歯に対する治療法について詳しくご紹介しますので、前歯のすきっ歯でお悩みの方は参考にしてみてください。

前歯のすきっ歯を改善する治療法

前歯のすきっ歯に対する治療法には次のようなものがあります。

歯列矯正

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歯に矯正装置をつけて徐々に動かしていく方法です。噛み合わせや全体的な歯並びに問題がある場合には、歯全体の矯正治療が必要になってきますが、前歯だけに問題がある場合には、部分矯正で短期間の治療も可能です。

現在では透明なマウスピースを使った矯正方法で、手軽に直すことも可能です。

◆メリット
・歯を削らず、健康的で自然な美しさが得られる

◆デメリット
・治療期間が長め(数ヶ月〜2年程度)
・保険がきかないので治療費用が高め
・お手入れ不足の場合、虫歯や歯周病のリスクがある
・ワイヤー矯正の場合、食事や歯磨きが不便になる
・歯が動く際に多少の痛みを伴う

オールセラミック

歯を削って、オールセラミックのクラウンをかぶせ、隙間を埋める方法です。

◆メリット
・短期間ですきっ歯が改善できる
・歯の形や色の改善もできる

◆デメリット
・歯を多く削る必要がある
・隙間が大きい場合には、隙間を埋めるために歯が幅広気味になることがある
・保険がきかない
・硬いものを噛むと欠けてしまうことがある

ラミネートベニアで隙間を埋める

歯の表面をほんの少し削り、その部分歯の形をした板状の薄いセラミックを貼り付ける方法です。

◆メリット
・歯の削る量が最小限
・短期間ですきっ歯を改善できる
・歯の形や色の改善もできる
・オールセラミックより経済的

◆デメリット
・隙間が大きい場合には、隙間を埋めるために歯が幅広気味になることがある
・保険がきかない
・硬いものを噛むとかけてしまうことがある

ダイレクトボンディング

歯を削らず、歯の上に歯科用プラスチックの材料を盛って歯の隙間を埋める方法です。

◆メリット
・歯を削らずに済む
・1日で治療が終わる

◆デメリット
・月日が経つと黄ばんでくる
・外れることがある
・隙間が大きい場合には、隙間を埋めるために歯が幅広気味になることがある

前歯のすきっ歯を埋める治療法は、上記に挙げたとおりですが、どの治療法が一番良いのか、というのはその人の歯の状態や考え方によって違ってきます。

前歯のすきっ歯というのは、見た目に影響はあるものの、健康的な影響という点においてはそれほど問題となるところはありません。

そのため、コンプレックスになっている方は治療をおすすめしますが、特に気にならないのであれば、そのままでも特に問題はありませんし、逆にチャームポイントになることもあるので、よく考えた上でどうするかを決めるようにしましょう。

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