マイクロスコープ精密治療
歯科用顕微鏡を使っての精密な治療で、治療の成功率がアップします!
歯科用のマイクロスコープを導入
歯の治療というのは、非常に細かい部分を扱う治療です。にもかかわらず、実際の歯科治療は、術者の肉眼に頼って行われているのが現状です。医科の分野では脳神経外科や眼科、心臓外科などの細かい部分を扱う治療にはマイクロスコープを使った治療がもはや当たり前になっており、そのおかげで治療の成功率が大きく高まっています。
当院では、歯科用のマイクロスコープを導入してさまざまな歯科治療の際に活用し、精密な、成功率の高い治療を実現しています。
マイクロスコープのメリット
なるべく削らない治療が可能になる
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歯の神経をできるだけ保存できる歯の中心部には歯髄という、いわゆる一般的に「歯の神経」と呼ばれるものが入っており、歯の異変を感じ取ったり、歯に栄養を送ったりする役割をしています。歯をなるべく削らないようにすることで、この大事な神経を犠牲にせずに保存していける可能性が高くなります。
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自然な見た目を損なわない歯の削る量を最小限にすることで、詰め物を小さくできますので、より自然な見た目をキープすることができます。
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歯の破折を防ぐ削る量が多くなるほど、歯は薄くなり、折れやすくなります。マイクロスコープで削る量を最小限にすることで、歯の厚みを極力温存でき、歯が折れにくくなります。
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歯をできるだけ長く残すことができる歯というのは、虫歯などでトラブルがあるたびに削られ、歯質を失っていっていき、それが繰り返されることで歯の寿命が短くなっていきます。削る量を少なくできれば、歯をできるだけ残すことができるようになります。
難症例の成功率が高まる
マイクロスコープを使うことにより、肉眼で見るよりも、6~32倍程度に拡大して見ることができます。そのため、従来では見落とされていた悪い部分を取り残すことがなくなりますので、特に肉眼ではほとんど見ることのできない根管治療(根の治療)などにおいては、治療の成功率を大きく高めることが可能になっています。
実際、アメリカの根管治療の専門医は、1998年より根管治療時にマイクロスコープの使用が義務づけられています。
マイクロスコープが活躍する歯科治療
歯科用マイクロスコープは、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、口腔外科手術など、さまざまな分野で活躍しています。
視野を大きく拡大できるマイクロスコープを使うことで、歯をできるだけ削らない歯に優しい治療が可能になったのに加え、従来では難症例とされていた治療でも、はっきりと見ながら治療ができるようになったので、安全で確実な治療ができるようになりました。
マイクロスコープによる治療をおすすめする方
- 歯をなるべく削りたくない方
- 根管治療が必要な方
- 歯周病がなかなか改善しない方
- 歯にできるだけぴったりな詰め物・被せ物を入れたい方
- すぐに虫歯が再発してしまう方
- どんな治療をされているのか、確認してみたい方