歯科コラム

口臭が気になる・・自分で口臭をチェックする方法と対処法

口臭、気になりますよね。でも、他人の口臭はよくわかっても自分の口臭はなかなかわからないもの。実際は口臭がないのに「自分には口臭がある」と思い込んで人との接触を避けてしまう人もいれば、強い口臭があるのに自分では気づいていない人もいます。

口臭は身近な人から指摘される場合もありますが、なかなか指摘されないことも少なくありません。今回は、口臭があるのかないのか自分でチェックする方法、そして口臭への対処法についてご紹介します。

口臭の原因は?どこからくる?

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口臭の原因の約9割は、口の中が原因です。主な原因としては、歯周病、蓄積したプラーク(歯垢)、虫歯、舌苔(舌の上につく付着物)、口内の乾燥による細菌繁殖などです。

残りの1割は、体の他の部分に異常があって起こる場合、例えば糖尿病、蓄膿症、扁桃腺の炎症、胃から上がってくる食べ物の匂い、肝硬変、腎臓病といったことが原因となります。

口臭を自分でチェックする方法

口臭があるかどうか、ご自分でチェックする簡単な方法をいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

◆コップや袋に息を吐いて匂いを嗅いでみる

コップ、または袋の中に息を吐き、一度塞ぎます。そして一度新鮮な空気を吸った後に内部の匂いを嗅ぎます。

◆フロス、歯間ブラシをした後に匂いを嗅いでみる

フロス(糸ようじ)や、歯間ブラシをした後に匂いを嗅いでみて臭いようであれば、それが口臭となって出ている可能性があります。

◆歯科医院でのクリーニング

口臭チェッカーを使ってみる

口臭の匂いを客観的に判断できる口臭チェッカーを使ってみるのも一つの方法です。

口臭への対処法

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口臭がある場合、もしくは口臭予防のためには、まず可能性として高いお口の内部の口臭の原因を取り除いてみることから試してみましょう。
具体的には次のようなことを実行してみることをおすすめします。

◆歯ブラシ以外にもデンタルフロスなどを使用する

歯と歯の間にたまるプラークが口臭の原因になっていることも多いので、毎日の歯磨きにデンタルフロスや歯間ブラシも使用してみましょう。

◆歯石取り・クリーニング・虫歯治療

セルフケアでは、歯石がたまるなど、汚れが取りきれない部分が出てくるため、定期的に歯科で歯石取りやクリーニングを受けるようにしましょう。もちろん、虫歯がある場合にはきちんと治療をしましょう。

◆舌苔を落とす

舌苔は、うっすらとついている場合には口臭の原因にはなりませんので、落とす必要はありませんが、明らかに分厚くついている場合には舌苔を落とす専用のクリーナー、もしくはやわらかめの歯ブラシでそっと落とすとよいでしょう。

以上の対策を行っても口臭が改善しない場合、他の臓器が原因になっていることもありますので、歯科もしくは内科などで相談し、詳しく検査してみましょう。
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