歯科コラム

スマホの見過ぎが歯並びに影響するってホント?対策は?

スマホはすっかり生活の一部となり、私たちの生活に欠かせないものとなっています。一日に何時間もスマホの画面を見てしまっている、という人も実は多いのではないでしょうか。

実は、スマホを見ている時の姿勢は歯並びやかみ合わせにも影響する恐れがあります。そしてそれは特に成長期のお子さんにおいては影響が大きくなってきます。

歯並びが悪くなるのは遺伝だけでなく、このような生活習慣も大きく影響しているのです。

くわしく見ていきましょう。

あごに負担がかかる

スマホを見ている時、多くの人は首を前に倒し、背中を丸めた姿勢になります。
この姿勢になると、あごは後ろ方向に押し込まれ、正常な噛み合わせが崩れてしまいます。
この状態が長時間続くことで、歯並び全体がゆがんでしまう恐れがあります。

また、成長期のお子さん場合、正常なあごの成長を阻害してしまう恐れがあります。

口が半開きになりがち

スマホの画面に夢中になっていると、無意識に口が半開きになり、口呼吸になってしまうことがあります。口が開いたままの状態では、本来安静時には上顎の裏にあるべき舌の位置が下がってしまい、その結果舌の力が弱くなってしまいます。

舌の力は歯並びを形成するのに重要な役割を果たしますので、舌の筋力が弱いと、幅が狭く、前に突き出た歯並びになりがちです。

噛みしめや歯ぎしりを起こしやすい

スマホゲームなどに夢中になっている時に、ついつい噛みしめをしてしまっていることも多いものです。とくにストレスや緊張状態にあると、人は噛みしめ、食いしばりをしてしまう傾向があり、それが夜間の歯ぎしりを引き起こしやすくなるとも言われています。

噛みしめや食いしばり、歯ぎしりは、

・歯をすり減らせてかみ合わせが低くなり老けて見える原因になる
・前歯に負担をかけて出っ歯になってしまう
・ガタガタに重なっている歯がさらに重なってしまう

といったことを引き起こす恐れがあります。

スマホによる歯並びへの影響を防ぐには?

スマホによる歯並びへの影響を防ぐためには、スマホの時間を短くするのが一番ですが、次のような工夫をすることによって影響を少なくすることも可能です。

・前かがみにならないよう、目の高さで見る
・長時間続けて使用することはせず、時々首・肩のストレッチをする
・唇を閉じ、鼻呼吸を意識して行う
・舌を上あご(前歯の裏側の歯茎)につける
・寝る時には枕で首が曲がらないようにする

スマホの長時間使用による影響は、目や脳への影響が注目されがちですが、歯並びやあごの形などにも影響を与えます。

便利で有用なことも多いスマホではありますが、使い方次第では取り返しのつかない影響を与えることにもなりかねませんので、特に成長期のお子さんをお持ちの親御さんは、お子さんのスマホの使い方についても気にかけてみていただければと思います。

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