歯科コラム

あなたも実はやっているかも・・歯を傷める歯ぎしり!

歯ぎしりと聞くと、歯をギリギリと擦り合わせて音が出るイメージの強い人が多いかもしれません。ですが、実は歯ぎしりというのは、音があまりしない噛み締めタイプのものもあるのをご存知ですか?

音のする歯ぎしりをしている人は、家族などに指摘されてわかる場合が多いですが、
歯ぎしりは眠っている間に起こるので、一人暮らしの人や、部屋で、1人で眠っている人の場合、ギリギリやっていても指摘されることがない、もしくは、家族が近くに寝ていても、音がしないタイプの歯ぎしりをしていて誰も気づいていない場合もあります。

歯ぎしりは歯だけでなく、顎や体に悪影響を及ぼすことがあり、日常化している場合には適切に対処する必要があります。

そこで今回は、歯ぎしりのセルフチェック方法についてご紹介します。もし当てはまるという人は、早目に歯科医師に相談してみてください。

歯ぎしりのセルフチェック

歯がけっこうすり減っている

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歯のすり減り度合いが大きい場合、歯ぎしりをしている可能性が高いと言えます。

起床時にあごが痛い、だるい

歯ぎしり時には歯に体重以上もの力が持続的にかかり続けます。そうすると、あごの筋肉は疲労し、痛みやだるさとなって現れてきます。この痛みは、時に奥歯の鈍痛として感じられることもあります。

詰め物、被せ物が取れる・割れる

詰め物や被せ物、差し歯が繰り返し割れたり、外れたりする場合、歯ぎしりが原因になっていることがあります。

舌の縁に歯形、頬の内側に跡がついている

歯ぎしり時にグッと噛んでいる位置に合わせて、舌の縁や頬の内側に歯形の跡がつきやすくなります。

歯の根元がクサビ形に欠けたようになっている

歯ぎしり時にかかる力は、歯と歯茎の境目に集中します。そうすると、その部分がくさび形に欠けることがあります。

歯がしみる

歯の根元がクサビ形に欠けている場合、そこからしみることがあります。また、歯ぎしりによるすり減りや、亀裂が入った部分が冷たいものなどでしみやすくなることもあります。

下の歯茎の内側の骨が出っ張っている

歯ぎしりをしていると、下の歯茎の内側に硬い骨が出っ張ってくる「骨隆起(こつりゅうき)」が現れることがあります。

エラが張っている

歯ぎしりによって噛む筋肉が肥大し、エラが張ってくることがあります。

もしも当てはまる物がある場合、歯ぎしりをしている可能性があります。歯ぎしりは眠っている間にしているものなので、自分でなかなかどうにかできるものではありません。そのため、歯や顎へのダメージを防ぐためにも、マウスピースを入れるのがおすすめです。

心当たりのある人は、一度歯科で相談してみましょう。

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